いいやま住んでみませんか? 長野県飯山市移住定住ブログ

長野県「飯山市ふるさと回帰支援センター」スタッフが、移住定住情報や、いいやま暮らしのあれこれをお届けします。

飯山市の伝統野菜「坂井芋」の植え付けをお手伝い

あちこちで畑作業している人の姿を見かけるようになった5月の初め、飯山市の伝統野菜であるサトイモ「坂井芋」の植え付けを体験してきました。

今回おじゃましたのは、市の農福連携推進事業として2016年9月に設立された「フジすまいるファーム飯山」が利用している畑です。千曲川河川敷にあります。

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黒いマルチシートが張られた畝(うね)がきれいに並んでいます。こうやって撮ると、シュールな現代アートのようにも見えますね。

実はこの畑、普段は別の会社が小麦を育てていますが、連作障害を防ぐため数年に一度は別の作物を育てるそうで、今年はフジすまいるファーム飯山が畑を借り受けてサトイモを植えることになりました。

これがサトイモの種芋です。カットされているものもあり、石灰がまぶされて白くなっています。

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しゃがんで穴を掘ってひとつずつ植え付けるのは大変だなぁ…と思っていたら、便利なツールがありました。緑色の植え付け機!

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植え付けは二人でペアを組んで作業します

まずはお手本を見せていただきました。一人が植え付け機の先端のくちばしのような部分を、黒いマルチシートが張られた畝に挿し込みます。

その際に横に張り出した棒の先端をマルチシートに突き刺し、小さな穴を開けてておくのを忘れずに。これが均等間隔に芋を植える目印になります。

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もう一人がくちばし部分に種芋を放り込みます。植え付け機のレバーを寄せるとくちばしが開いて、種芋が程よい深さの穴に植え付けされます。

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農作業のお手伝いをしていると、このようなかゆいところに手が届く便利なツールに出会うことがよくあって感心してしまいます。

それではやってみましょう。

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しゃがんで作業しなくていいので、ちょっとは楽なのですが、挿しては芋を放り込み…と、さながら餅つきのように息を合わせていくと、だんだんスピードアップしていき、息が上がってしまいました!

トラクターにも乗ってみました

別の畑でトラクターの運転もさせてもらいました。普通自動車運転免許があればOKとのこと。

初体験です。たくさんあるレバーやペダルの説明をうけ、エンジンをかけると、

ドドドドド!…と、すごい重低音が響きます。

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自動車の運転もまだまだビギナーの私、おそるおそるゆっくりと発進します。意外とまっすぐに進んでます。

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トラクターといえばやっぱり赤ですね。いいやま暮らし経験値がまたひとつ上がったような気がします。

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飯山市の伝統野菜「坂井芋」について

坂井芋は飯山市木島地区の坂井で、江戸時代から栽培されているというサトイモです。千曲川沿いの湿潤で肥沃な砂まじりの土質の畑で栽培される坂井芋は、ねばりが強く味が濃いのが特徴。

河原ということで、もともと水害の多い地帯なのですが、水に強い作物として、この地域で作られ続けているそうです。

長野県が認定する「信州の伝統野菜」76種類のうちのひとつでもあります。

 

植え付けたばかりで気が早いのですが、秋の収穫時期が楽しみです。

 

飯山市の伝統野菜「坂井芋」「常盤牛蒡」を使って郷土料理を作った関連記事はこちら:

農福連携施設「フジすまいるファーム飯山」について

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“まちと人を耕す”をミッションとして掲げる「フジすまいるファーム飯山」は、飯山市の基幹産業である農業の振興と、障がい者の就労支援を結び付けた農福連携施設です。地域の障がいを持った方などが、農作物の生産、加工、販売等を行っています。

事業所は閉校した旧岡山小学校を利用しています。「地域の人が大切にしているものを使わせてもらっています。地域の方々と交流したり、時にはあたたかく見守ってもらい、こちらも地域のお役に立てればいいなと思っています」と、スタッフの中田恵子さん。

なべくら高原にも農地があり、今年は大根や枝豆を作る予定だそうです。愛媛県にある親会社の株式会社フジはスーパーマーケットを経営していて、そこに作った野菜を送ってもいるそう。

ただいまマイクロバスのドライバーを募集中とのことですので、興味ある方は問い合わせてみてください。

里山に春を告げる花を愛でに。五束「カタクリの道 観察会」

雪国の里山に春を告げる可憐な花たちを愛でに、飯山市太田地区五束(ごそく)で開催された「カタクリの道 観察会」に参加してきました。

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カタクリは山野に群生するユリ科多年草。薄紫色で下向きに咲く姿が可憐です。

五束神社の裏山にはカタクリが広く群生していて、飯山市五束活性化委員会により「カタクリの道」と名付けられた遊歩道が整備されています。この看板が目印です。

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今年で21回目。リピータも多い「カタクリの道 観察会」

そんな「カタクリの道」で行われる自然観察会は、今年で21回目をむかえるという人気のイベントです。
集合場所の五束神社(健御名方富命彦神別神社)に行くと、多くの参加者でにぎわっていました。市外から来ているリピーターの参加者もいらっしゃいました。
 
観察会のガイドを務めるのは、信州大学教育学部 森林生態学研究室 准教授の井田秀行先生と(写真右)、五束神社の宮司で長野県自然観察インストラクターの高橋先生。

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いくつかの班に分かれて裏山に入っていきます。

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さっそくカタクリの群生がお出迎えしてくれました!

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井田先生によると、カタクリの寿命は約50年と長命で、種から花が咲くまでには7~8年かかるとか。花が咲いている期間は約2週間なのだそうです。

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裏山の水路には雪解け水が勢いよく流れていました。ニリンソウも生き生きと咲いています。

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こちらはササバエンゴサク。

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手作り米のおにぎりのふるまいも!

かわいらしい花や、ちょっとめずらしい植物を観察した後、ふき味噌を乗せた焼きおにぎりやキノコ汁がふるまわれました。
お米は活性化委員会のメンバーと信州大学の学生さんたちが手作業で作った完全無農薬の「宝地米(ほうちまい)」です。

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余談ですが「ふきのとうにはオス株とメス株がある」ということを今回の観察会ではじめて知りました。

 
長かった雪国の冬が終わり、里山に訪れる春を満喫した週末でした。

カタクリの道」そばにある、五束神社(健御名方富命彦神別神社)はこちら

 
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「Why IIYAMA?」飯山市を選んだ理由とは? 移住セミナーを7月7日に開催します

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Come and find out why we moved to iiyama

北信州いいやまに古民家を購入し、埼玉県からの二地域居住を経て飯山市に移住されたイギリス人(夫)と日本人(妻)のご夫婦による移住セミナーを、7月7日(土)に東京交通会館8階「NPOふるさと回帰支援センター」で開催します。

長野県中を見てまわったというお二人が、移住先に飯山市を選んだヒミツとは…。

理想の古民家との出会い、北信州いいやまの素晴らしさ、地域での生活等について、日本語と英語で楽しくお話ししていただきます。

昨年11月に開催された同セミナー、好評につき第2弾の開催です。今回は完全に飯山に移住してからのお話もたくさん聞かせてもらえるのでは? 座談会も企画しています。

<好評につき第2弾を開催>Why IIYAMA? 長野県北信州いいやまふるさと暮らしセミナー

【講師のご紹介】
モーガン・リチャードさん&麻衣子さん
 リチャードさん:1975年イギリス・シロップシャー生まれ
 麻衣子さん:1975年長野県松本市生まれ

【日時】
2018年7月7日(土) 12:30 〜 15:30

【会場】
NPOふるさと回帰支援センター
東京交通会館8階/JR有楽町駅前


【セミナー概要】
・北信州いいやまのご紹介
・田舎暮らし実践談
飯山市の体験企画、支援制度のご紹介
・座談会
・個別相談

 
▼「Why IIYAMA?」長野県北信州いいやまふるさと暮らしセミナーは事前予約制です。イベント詳細とお申込みはこちらからどうぞ
http://www.furusato-iiyama.net/seminar/2018/7tokyo/index.php