信州の伝統野菜で、ぼたんこしょう味噌を作る:飯山市百姓塾8月講座[2]
長野県に“信州の伝統野菜”として認定されている「ぼたんこしょう」を収穫しました。
見た目はピーマンですが、ぼたんこしょうには辛味があります。これを使って、ぴりっと辛い「ぼたんこしょう味噌」を作りました。
作り方はかんたん。ぼたんこしょうを種ごとみじん切りにして(プードプロセッサーを使うと楽です)、糀、赤ザラメ、しょうゆとまぜて、炊飯器で9時間保温するとできあがりです。
味噌は入っていませんが、できあがると味噌に見えるので、そう呼んでいるとのこと。
材料と分量はこちらです。
- ぼたんこしょう 500グラム
- 糀 500グラム
- 赤ザラメ(砂糖) 200グラム
- しょうゆ 500グラム
ぼたんこしょうは、種がついている白い芯部分に辛味成分があります。
そのため手袋をして調理するのがおすすめです。素手で調理して、その後に目を触ったりすると、大変なことに!
夜に炊飯器をセットして、翌朝ごはんにのせて味見。白い部分は控えめにしたので、ほどよい辛さにできあがりました。
きゅうりにつけてもおいしかったです♪
2日目のお昼は夏野菜のカレーを作りました。大鍋で作ると「よりおいしいカレーができそうだよね」という話に。みんなでおかわりしながらいただきました!
来月9月の百姓塾は、秋野菜の種まき、りんご狩り、豊作を祈る秋祭りの見学など盛りだくさんの内容で予定しています。
夏野菜を収穫してバーベキュー:飯山市百姓塾8月講座[1]
農的な田舎暮らしを体験できる飯山市の「百姓塾」。第4回講座を8月5〜6日に開催し、13名の方々にご参加いただきました。
1日目は夏野菜の収穫からスタート。じゃがいも、トウモロコシ、ピーマン、なす、かぼちゃなどを採りました。
女衆(おんなしょ)は、手で土をかき分けてじゃがいもを掘り出します。大きいのから小さいのまで、さまざまなサイズが土の中から出てきましたよ。
種として植えた芋は、皮だけの姿に…。みんなで種芋に「おつかれさまでした! 」と、声をかけてしまいました。
男衆(おとこしょ)は、小動物からの保護用ネットを外してトウモロコシを収穫。跡地には大根を植えることにしました。
こちらは見た目も涼しげなきゅうりのトンネル。
蒸し暑いため作業もそこそこにして、湧き水で冷やしたスイカとメロンで休憩タイムです。
斑尾高原の「まだらおの湯」でリフレッシュした後は、新鮮野菜をバーベキューでいただきます。
トウモロコシは「ピュアホワイト」という品種を収穫しました。今年は天候のせいでちょっと小ぶりだったようですが、かなり甘かったです(ちょっと焼きすぎました)
採りたての新鮮野菜。しかも自分たちで収穫したものとなれば、おいしさもありがたみも倍増ですね!
すでに飯山市に移住者した方々も交えて、いいやま暮らしの話で盛り上がったバーベキューでした。
日も暮れてピンク色に染まる西の空。すっかり暗くなると、近隣の北竜湖や木島平村で打ち上がる花火を見ることができました。
来月9月の百姓塾は、秋野菜の種まき、りんご狩り、豊作を祈る秋祭りの見学など盛りだくさんの内容で予定しています。