いいやま住んでみませんか? 長野県飯山市移住定住ブログ

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地域に密着したオリジナル番組も充実! ケーブルテレビ「iネット飯山」

飯山市には市が運営するケーブルテレビ局「iネット飯山」があるのをご存じでしょうか。市内に地上波、BS、CSテレビ放送を提供するほか、インターネット接続サービスも提供するなど、地域の情報通信インフラの役割を担っています。

飯山市民チャンネル」では、スタッフが地域を取材して制作した番組も放送されています。市内で行われるイベント会場などで、テレビカメラをかついだスタッフを見かけたことがあるのではないでしょうか。

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映像で飯山市のいまを伝える「iネット飯山」。放送部長の澤井昭宏さんに、いろいろお話をお伺いしてきました。

iネット飯山で取材・制作! 飯山通になれそうな情報番組いろいろ

「iネット飯山」の開局は2002年。飯山市役所のお隣にある建物、飯山市情報センター内にスタジオがあります。

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オリジナルの番組制作はアナウンサーが2名、カメラなどの技術系スタッフ3名で行っているそうです。


さて、どんな番組があるのでしょうか?

飯山の情報がぎゅっと詰め込まれた「いいやま情報便」

「いいやま情報便」は、市内で開催されたイベントや地域の話題、これから行われるイベントのPRや市役所からのお知らせ、さらには図書館、消防署、警察署、病院、ハローワークやJAなどからのお知らせなど、飯山の暮らしやコミュニティに関連したトピックスが盛りだくさんの情報番組です。


日・月・火曜日が「iネット情報局」、水・木・金曜日が「ほっとスタジオ」という番組名で、1日5~6回放送されています。

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何度も繰り返し放映されるので、番組に出演した人は「テレビで見たよ」と知らない人に声をかけられることもあるそうです。

あらゆるイベントを録画して放送「ウィークエンド飯山」

週末に放映される「ウィークエンド飯山」は、市民会館、公民館、学校などで行われたイベント、コンサート、講演会、発表会などを録画して放送しています。
「記録映像的なものですね。主催者から撮りに来てほしいと呼ばれることが多いです」(澤井さん)

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この番組は人気があって、録画してもすぐには放送できず、2か月先まで放送を待ってもらっている状況なのだとか。
さらには「見逃したり、録画し忘れた方用に、リクエストを受けて再放送する枠もあります」とのこと。まさに地域に密着している番組ですね。

信越自然郷のトピックスを楽しくリポート「レッツゴー! まちっぷちゃん」

北陸新幹線 飯山駅を中心とした、長野県と新潟県の9市町村で構成される「信越自然郷」。地元のお店や企業などをリポートする情報番組で、“長野県住みます芸人”として活躍中の「こてつ」さんが出演しています。

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◆「レッツゴー! まちっぷちゃん」は、日本ケーブルテレビ連盟が運営する「ふるさと発」の動画や情報が集まるコンテンツサイト「じもテレ」で見ることができます。チェックしてみては?

開局時からのご長寿番組もあるんです

飯山の情報番組以外にも川柳の番組や、信越トレイルを歩きながら撮影した持ち込み番組など、ちょっとユニークな番組も放送されています。

全国の視聴者も参加しやすいご長寿番組「i-iネット川柳投句しよう」

開局時からのご長寿番組が「i-i(アイアイ)ネット川柳投句しよう」。
ケーブルテレビ開局前の有線放送の時代から放送されている番組で、テレビでもやってほしいという要望を受けて継続しているそうです。

番組は市外のケーブルテレビ局でも放送されていて、インターネットで投句の受付や入選作品の発表もしていることから、日本全国から川柳が送られてくる趣味性の高い番組でもあるそうです。

信越トレイルを歩きながら撮影。持ち込み番組「生録大自然の旅」

今年の4月から放映している、信越トレイルの一年を追う「生録大自然の旅」。実はこの番組は持ち込みの映像なのだそうです。

「長野県上田市在住のナレーター・ラジオパーソナリティの桐原冬夜さんが、息子さんと二人で信越トレイルを歩きながら撮影した番組です。信越トレイルのリアルな様子が分かる貴重な映像です。しゃべりがうまいので、ラジオをテレビで見ているような感じもして新鮮なんです」(澤井さん)

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右の写真は、撮影中に見つけためずらしい笹の花。100年に一度咲くと言われているそうです。

信越トレイルの一年を追う「生録大自然の旅」は、YouTube「生録ノスタルジックネイチャー」チャンネルで一部を見ることができます。

新企画「ブラッシュアップ早起き講座」

また、9月からの新企画として、市内で開催されている講座を放送する番組「ブラッシュアップ早起き講座」がスタートしました。
「そもそも市内で行われている講座自体が知られていないので、テレビ放送することで認知してもらい、実際に講座に足を運んでもらえればと思っています」(澤井さん)

飯山以外のローカル情報にも詳しくなれる!?

「最近は地方や田舎に、おもしろいネタがある」と言う澤井さん。ケーブルテレビ局は全国でネットワークされているので、他の局が制作した番組もiネット飯山で見ることができます。
「地上波では流れないような、各地のコアな情報を知ることができますよ。富山県の隠れた観光地や山歩きとか、茨城県の料理にやたら詳しくなってしまいました(笑)」。

地元飯山から、全国各地のローカル情報まで詳しくなれそうな、ケーブルテレビ「iネット飯山」。基本コースの月額料金は2,500円(税抜)です。

インターネット接続サービスも提供。11月からリニューアルでおトクに!

iネット飯山のインターネット接続サービスは、2017年11月からリニューアルされ、
コースの統合や増速が行われておトクになるとのこと。

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(画像をクリックすると、PDFファイルが開きます)

インターネット接続サービスの月額基本料金は2Mコースで月額2,500円、30Mコースで3,500円、160Mコースで3,900円(料金はいずれも税抜き)。コース名は下り最大の速度で、プロバイダ料金を含んでいます。
いずれもテレビコースに加入されている場合の料金ですが、インターネット接続サービス単体での利用も可能です。その場合は、基本料金に毎月1,000円(税抜)が加算されます。

さらにリニューアル記念キャンペーンとして、新規加入の方に無線LANルーターのプレゼントや、すでにケーブルテレビに加入している方向けの、インターネット接続1か月間無料お試し利用なども11月から実施されます。

 

飯山市内ではNTT東日本が提供するフレッツ光を利用することもできますが、テレビとセットで加入すると、なかなか魅力的なサービスなのでは。

これから飯山に移住予定の方、すでに住んでいる方もこの機会に比較検討してみてはいかがでしょうか。

飯山市のケーブルテレビ「iネット飯山」のサイトはこちら

お花がいっぱい「いいやま花フェスタ」で、コケ玉作りを体験!

飯山では毎年、春は「菜の花まつり」、そして秋には「花フェスタ」という花にまつわるイベントが開催されています。今回は花フェスタでコケ玉を作ってきたレポートをお届けします。

移住定住推進課に身を置く地域おこし協力隊Rは、飯山市に移住してもうすぐ半年になります。東京から引っ越す際に持ってきた植木が、春から夏にかけて今までとは見違えるように成長して驚きました。

「北信は湿気があるので、雑草もぐんぐん成長するんだよね」と、同じく北信の栄村から引っ越してきたご近所のおじいちゃんが言っていました。ほかにも、空気や水の良さもあるのかな、と思っています。

秋の飯山をお花でおもてなし「2017寺町花街道 いいやま花フェスタ

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20余りの寺社があることから「寺の町」とも呼ばれる飯山。仏壇・仏具店が軒を連ねる飯山市愛宕町雁木通り、通称「仏壇通り」にて、「2017寺町花街道 いいやま花フェスタ」が10月14・15日に開催されました。

市民が持ち寄ったたくさんの花や草木のアレンジメントが、訪れる人々をおもてなししていました。

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こちらは花フェスタに展示するために、事前に行われた講習会で作られたコケ玉作品です。赤い実がかわいらしいですね。

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コケ玉作りは体力勝負!? 土づくりが肝心です!

コケ玉作りの講師は、飯山市でお花屋さん「サンフラワー」を営む中澤諭さん。
中澤さんによるとコケ玉の作り方はいろいろとあるようです。今回は本格的に、数種類の土(ケト土、赤玉の大粒と小粒、黒土)をブレンドして作りました。

いちばん上のかたまりが「ケト土」。水辺の植物が粘土状に変化したものです。保水力があり、乾くと硬くかたまるのだそう。

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まずは土をボウルに入れてこねます。この作業は力が必要! 指先ではなく、手を握ってグーにして、ぐいぐいこねます。

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ごろごろしている赤玉はつぶしてケト土にまぜこみます。小石などが入っていたら取り除きましょう。土が全体的になめらかになったら、平べったい円形にします。
…なんだかここまでは料理教室みたいですね。

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お好みの草木を鉢から出し、軽くふちをほぐして土の上に。根の部分を土で包み込むようにして、球体にしていきます。土がひび割れやすいので要注意です。

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ここまでできたら完成までもうすぐです。やっとコケが登場しました。

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コケを広げて土に貼りつけてなじませ、ワイヤーでぐるぐる巻いて固定させたらできあがりです。

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こちらが、完成したカエデのコケ玉。ちょっと紅葉していますね。

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水やりは、2~3日に一度、バケツに張った水に浸けてやるといいそうです。
ちなみに今回使った「ハイゴケ」は、寒さや雪にも強いそうなので、これから迎える飯山の冬を、ベランダで越冬させてみようかと思います。


「いいやま花フェスタ」の情報はこちら飯山市まちづくり課のお知らせページ)