実りの秋。稲刈りを行いました:飯山市百姓塾10月講座[1]
農的な田舎暮らしを体験できる飯山市の「百姓塾」。第6回講座を10月7〜8日の週末に開催し、13名の方々にご参加いただきました。
田植えをしてから約5か月経った黄金色の田んぼ。ついに稲刈りの日がやってきました!
刈り取った稲は、5株程度ずつ藁やひもで束ねます。稲の一部でくるっと巻いてしばるやりかたもあり、講師の二ノ宮さんが簡単そうにやって見せてくれました。
しかし実際に自分でやってみると、これがけっこう難しいのでした…。
いざ田んぼへ!
鎌を手に、一株ずつ手刈りしていきます。
乾燥した稲藁に鎌を入れた時の、ざくっとした感触や音がなかなか新鮮です。
重さで倒れてしまった稲は刈りにくかったです。みんなそれぞれに黙々と作業していました。
しばらくするとバインダーが登場。稲を刈り、適当な束にしてひもでしばってくれるという優れものです。
手作業と比べて、あっという間に稲の束ができていきます!
お次はコンバインの出番です。刈り取った稲の束を入れて脱穀します。
なお、コンバインでも稲を刈ることができますが、機械の調子が良くなかったので、今回は手押しのバインダーを借りてきました。
脱穀された籾は、袋に落とされていきます。
稲の束を担いでコンバインの近くにせっせと運んでいたのですが、しばらくするとコンバインが動いて、稲の束の山があるところに移動していきました。ムダな作業をしたかも(笑)
田んぼの中央に残った最後の一列。バインダーは右側に稲の束を吐き出すため、反時計回りに田んぼを周って中央に一列が残りました。
その後 脱穀作業も終了。脱穀の際にコンバインで短くカットされた藁を田んぼに撒きます。藁を田んぼに鋤き込むことで肥料となります。
最後にみんなで記念撮影。機械を使ったとはいえ、慣れない中腰や、ぬかるんだ泥に足を取られながらの作業はなかなかの重労働。おつかれさまでした!
ちなみに脱穀した籾は、専用の乾燥機に入れて乾かします。あたたかい空気が下から送り込まれています。籾付きで410キロの収穫でした。
2日目に続きます。