「森の家」で炭火をおこしてパン作りを体験:百姓塾2018年7月
農的な田舎暮らしを体験できる飯山市「百姓塾」。今年3回目となる7月講座を7〜8日の週末に開催しました。
今回はなべくら高原「森の家」で、炭火で焼くねじねじパンを作りました。
アウトドアクッキング体験ができる、なべくら高原「森の家」
飯山市の北部にある、なべくら高原「森の家」は、宿泊できるコテージやブナの森の遊歩道などを備え、四季を通じて里山遊びやアウトドアアクティビティなどを体験できる施設です。
アウトドアクッキング体験プログラムのひとつ「炭火焼きパン作り」は子どもに人気とのことですが、大人もおおいに楽しめました!
教えてくれたのは森の家のスタッフの小林知規さん。1年ちょっと前に飯山市に移住してきました。以前は山小屋で働いていたこともあるそうです。
パンの材料は、強力粉、ベーキングパウダー、バター、牛乳、そして塩、砂糖を少々。
材料をポリ袋に入れてこねてからバターを加え、かたまりが残らないようにさらにこねます。
意外とポリ袋にくっつかず、いい感じのパン生地になりました。
小林さんによると、アウトドアクッキングなので、洗い物を少なく、手を汚さず、なるべくゴミを出さないで作る方法ということでした。なるほど。
炭火おこしも体験します!
パンを焼く炭火も自分たちでおこします。火をおこすのに15分ほどかかるので、その間パン生地を寝かしておきます。
森に落ちている枯れた杉の葉「すぎっぱ」を、炭に混ぜて着火。すぎっぱには油分があるので火が付きやすく、いい着火剤になるそうです。うちわであおいで空気を送り込みます。
炭がいい感じに赤くなってきたところで、次は寝かせておいたパン生地を棒状にして、伸ばしながら竹の棒に巻き付けていきます。竹の棒は平べったいので、ちょっと難しい。
炭火にかざして遠火でじんわりと焼き、最後は火に近づけて焼き色を付けて仕上げます。
バターのおいしそうな香りがただよってきました。
パンがしっかり焼けていれば、竹からするっと外れます。ふっくらした焼きたてパン、おいしくないはずがありません!
夕食前ですが、誘惑に負けてみんなでぱくぱく食べてしまいました。
戸狩温泉に立ち寄り。あじさい寺を鑑賞
百姓塾では、毎回異なる温泉に立ち寄るのも楽しみのひとつです。今回は戸狩温泉スキー場のそばにある、通年営業の「戸狩温泉 暁の湯」へ。戸狩温泉の日帰り湯は2つあり、もうひとつの「望の湯」は、スキーシーズンのみの営業です。
同じく戸狩温泉スキー場のすぐそばにある、あじさいの名所「高源院」にも立ち寄りました。「あじさい寺」と呼ばれ、約1万本ものあじさいを楽しめます。
今回はこちらで記念写真を。
「高源院(あじさい寺)」の情報はこちら(信州いいやま観光局)
翌日は夏野菜を植えた畑の手入れや、旬のブルーベリーの収穫体験を行いました。
以上、2018年7月の百姓塾第3回講座レポートでした。