「野沢菜の即席漬け」と「百姓塾鍋」で、収穫した野菜をいただきます!:飯山市百姓塾11月講座[1]
農的な田舎暮らしを体験できる飯山市の「百姓塾」。2017年最後となる第7回講座を、11月4~5日の週末に開催しました。
「最終回にやっと、今年初めて参加できました!」というリピーターの方も数名いらっしゃり、いつもよりたくさんの18名の方々にご参加いただきました。
初日のアクティビティは、秋野菜の収穫と野沢菜の即席漬け作り。その後、戸狩温泉「暁の湯」で温まり、名物「百姓塾鍋」を囲んでの夕食をいただきました。
雨の中、包丁を手に秋野菜の収穫を
昼過ぎに百姓塾の畑へ。雨が降り出してきたので、雨合羽やレインウエアを着てフードをかぶり作業します。
キャベツは天候のせいか、葉がうまく巻きませんでした。残念。
白菜はよく巻いているものを選んで収穫します。
しかし、この格好で手に包丁を握っているとちょっと怖いですね(野菜の収穫に包丁を使うとは知らなかったので、驚きました!)。
ネギは周りをスコップで堀って抜き、土をきれいに落とします。
大きく成長したサトイモの葉。周りからスコップを入れて堀りあげ、土をふるい落としながらイモをひとつずつばらしていきます。
野沢菜は蕪の部分を包丁で切って収穫します。葉の先端の痛んだ部分は包丁でばさっと切り落とします。ここでも包丁が活躍します。
野沢菜の即席漬けを作ります
外で雨の降る中洗った野沢菜を5センチ程度にカット。千切りにしたニンジンとしょうが、塩昆布、しょうゆ、塩、砂糖、酢を入れてまぜます。
ちょっとつまんで味見してみると、しゃきしゃきした食感と甘辛い味付けがおいしいのです。どれどれ、とみんなの手がつい伸びてしまいます。
一晩おいてからいただきますが、日がたつと味が変化してさらにおいしくなるんです。簡単に作れますので、ぜひ試してみてください。
野沢菜の即席漬けの分量の目安はこちら。ご参考まで。
野沢菜 5㎏
しょうゆ 3合
酢 1合
砂糖 200g
塩 90g
最終回の晩餐は名物の「百姓塾鍋」で!
月1回で全7回行われた2017年の百姓塾。今回は最終回ということで、夕食の乾杯も感慨深いものがありました。
また、年間5回以上参加した方に、収穫したお米10キロが贈呈されました。
ところで「百姓塾鍋」ですが、もしかして野菜しか入っていないのかな? と思いきや、大皿には魚にワタリガニ、豚肉、鶏肉、そしてキノコに収穫したばかりの白菜や春菊など、さまざまな食材が盛られていました。
いろいろな食材からだしが出ていいお味です。11月に入り、ぐっと気温も下がってきた飯山市。お鍋はあったまりますね。
鍋料理だけでなく、鶏肉の甘辛煮やサバの味噌煮などもテーブルに並びました。写真には写っていませんが、ご飯は先月収穫した新米をいただきました!
2日目に続きます。
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大型ロータリ除雪車が出陣! 除雪の安全祈願祭が行われました
最近の朝の気温は0度ということもめずらしくなく、遠くの山がうっすら雪化粧しはじめた長野県飯山市です。先週、この冬の安全な除雪作業を祈念する、除雪安全祈願祭が行われました。
しめ縄がかけられた大型ロータリ除雪車。
その後ろには小さな除雪車も勢ぞろいしていました。
この冬、飯山市の市道を除雪するのはドーザ53台、ロータリ39台の合計92台。除雪する市道の路線数は1,061もあるそうです。この数字を見るだけでも、除雪の大変さが伝わってきます。さらに国道、県道は長野県の機械が除雪を行います。
こちらは前面のプラウ(排雪板)で雪を押しよける除雪ドーザ。
その後、大型ローターリ除雪車を先頭に出陣式も行われました。
そのかっこよさと頼もしさに、思わず「よろしくお願いします」と頭を下げたくなりました!